| シミュレーション(再生計画の検討) T.住宅ローン以外の債務に対する弁済額
基準(1):最低弁済基準 720万円 × 1/5 = 144万円
基準(2):清算価値基準 Yさんの主な資産は次のとおりでした。
| 主な資産(※1) |
価 額 |
| 不動産 |
1700万円(※2) |
| 銀行預金(J銀行) |
20万円 |
| 生命保険解約返戻金 |
30万円 |
| 退職金(見込額) |
160万円(※3) |
|
|
| ※1 |
価額が20万円に満たない資産は、無いものとして扱います。 |
| ※2 |
オーバーローン(評価額<住宅ローン残額)の為、清算価値としては0円です。 |
| ※3 |
清算価値に組み入れるのは退職金の8分の1迄です(但し裁判所によって異なります)。 |
|
よって、0円(※2) + 20万円 + 30万円 + 20万円(※3) = 70万円
基準(3): 可処分所得基準
弁護士に計算してもらった結果、S市在住、扶養家族3人のYさんの場合、1年間の可処分所得は、66万8千円でした(居住地等によって異なります)。
よって、 66万8千円 × 2年分 = 133万6千円
| 以上の基準から、Yさんは、総額144万円 を支払う計画を立てました。 |
II.住宅ローン以外の債務の弁済期間
上の子供が高校進学を迎えるまでに弁済を終えたかったYさんは、弁済期間を原則通り3年間としました。
III..住宅ローンの弁済方法の見直し
既に公庫に対して支払を延滞していたYさんは、期限の利益回復型住宅資金特別条項を利用して延滞分を弁済することにしました。また、遅れのないI銀行に対しては、約定弁済型を利用することにしました。
住宅ローンの1ヶ月あたりの弁済額は、
|
公庫 |
最初の3年間 |
→ |
9万円 + (18万円 ÷ 36ヶ月) = 9万5千円 |
|
4年目〜完済まで |
→ |
9万円 |
| I銀行 |
完済まで |
→ |
5万円 となりました。 |
|
|